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大阪万博2025 2度目の開催なるか?
約50年前、日本で1度目の万博(国際博覧会)は、今現在大阪府吹田にあるエキスポシティーとしにぎわっている場所で開催された。
岡本太郎作『太陽の塔』で有名な場所である。
(Wikipediaより)
誘致が決まれば世界各国から人が訪れ、全国からの訪問も加えると、大阪での収益はかなりのものが見込まれるので、地元経済や観光面で新たな発展があると考えられる。大阪市長も力が入るのは当然である。
さて、誘致決定確立50%と見られているこの万博誘致が成功するかどうかは、2018年11月23日パリで開かれる博覧会国際事務局(BIE)総会で加盟国の投票によって決められる。
国際博覧会とは?
「国際博覧会条約」によると、国際博覧会とは、「二以上の国が参加した公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段または人類の活動の一もしくは二以上の部門において達成された進歩もしくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう」とある。(「国際博覧会条約」参照)
あなたは1970年(昭和45年)に開催された大阪万博をご存知でしょうか。
現在大阪にある当時のシンボルタワーであった「太陽の塔」は、現在耐震上の問題をこえてリニューアルし、塔の中を見ることができうるようになっている。
パリのエッフェル塔は1889年にパリで開催された万国博覧会のときに、建設されたもの。
記念に何かを残すというのは、どこの国でも同じなのかも知れない。
万博では、新しい技術や商品が生まれ、生活が便利になる「きっかけ」が作られる。
今でもかなり便利な生活をしていると考えられるが、日本における課題としては、高齢化に対応する様々な技術や商品の発信が予想され、これによって高齢者やその家族、介護の立場からは、負担軽減のきっかけになるかもしれないという期待は高まるに違いない。
どんな経済効果があるの?
大阪が誘致を目指す国際博覧会(万博)は、大阪府と大阪市がカジノを含む統合型リゾート(IR)と合わせての開催による経済効果は2兆6千億円以上になるとの試算を日本総合研究所がまとめたと報告されている。
ダウンタウンの二人が招致アンバサダーを務め、万博招致キャラクター特使としてハローキティ、ピカチュウが任命されている。
6000万以上の入場者で大成功した1970年のように地域に経済的効果がもたらされることを期待している。
皿に今回の誘致においては、万博に合わせて建設の計画が進められているカジノ施設でも、経済的な効果が期待されている。
どこに誘致するの?
大阪USJのすぐ近くの人口島「夢洲(ゆめしま)」に誘致する予定である。
夢洲全景(大阪府咲洲庁舎より撮影)
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舞洲の南西に位置し大阪市の最西端となっており、大阪北港の一画を占める。
夢洲の南部に水深15mの高規格コンテナターミナルが2つあるが、全体的には広大な空き地が広がっている。今後は、夢洲の南端地域はロジスティクスセンターと位置付けて、物流倉庫の大規模集積地化を進める予定。将来的には産業区域に変更した上で製造業の進出も想定している。さらに、夢洲はスーパー中枢港湾構想の中核施設を目指すなど、コンテナターミナルや物流基地の整備により国際物流の拠点とする予定。埋め立てがすべて完了すれば、総面積は390haになる。
2014年4月、大阪府の松井一郎知事は、カジノを設置した統合型リゾート(IR)の候補地として夢洲を推す事を表明した[1] 。また、2016年6月16日には2025年万国博覧会の大阪招致構想として、それまで例示の一つだった夢洲の会場候補一本化が発表され[2][3]、万博誘致の成功を含めて、IRとの一体的な開発が行われる見込みである[4][5] 。(Wikipediaより)
デメリットはないの?
デメリットは、巨額の費用。
会場建設費として1500億円
運営費として830億円
費用は政府、大阪府・経済界が均等に負担することになっているが、経済界は効果が限定的だとみて出資に消極的であるようだ。
誘致されるほうがいいのか、されないほうがいいのか。
さて、結果はいかに・・24日未明に結果が出る。
この結果によっては、大阪の町は明日からの動きに大きな変化があるだろう。
今夜の通天閣はカラフルに万博誘致に向けて輝いている。
地元大阪としては、やはり誘致決定を心待ちにしているのであろう。
いずれにしても、みんなが楽しく幸せに過ごせることを願います。