NHK大河 いだてん 登場人物 三島家 天狗倶楽部
だんだんとオリンピックの大会に近づいてきた感じがしますが、まだまだこれからいろいろな問題が起こっていくようですね。
さて、マラソン予選会で金栗四三が世界記録を出して完走したのは、第5回放送分で描かれていました。
登場人物を知ると分かりやすくなるので、今回も紹介していきましょう。
三島家の人々
そこで、スターターをしていたのは、「運動会の覇王」と呼ばれる三島弥彦でした。
三島弥彦は、天狗倶楽部の中心人物。
ではこの人から紹介していきましょう。
三島弥彦(みしま・やひこ)生田斗真・・・四三の盟友
父は元警視総監、兄は日本銀行総裁という子爵の名家に生まれる。東京帝国大学の学生というトップエリートでありながら、あらゆるスポーツに秀で「運動会の覇王」と呼ばれる。金栗とともに日本最初のオリンピック選手に選ばれる。野球をしていてもとんでもなく遠くに飛ばされたボールを走ってキャッチする姿が印象的な男性。短距離走でスターターをしていたのに、我慢しきれずに走ってしまう、根っからの運動好き。
三島弥太郎(みしま・やたろう)小澤征悦・・・弥彦の兄
三島弥彦の歳の離れた長兄。国際経験豊かな銀行家で、のちの第8代日本銀行総裁であり、子爵を授かった貴族院議員でもあった。名家の当主として、スポーツに明け暮れる弥彦に手を焼く。オリンピックに必要な経費を借りたいと申し出る嘉納治五郎氏の要望に応じかねると、お金を貸してくれなかったのは、嫌な感じをうまく表現されていたのかしら?
シマ(しま)杉咲 花・・・三島家の女中
三島弥彦のよき理解者。オリンピックに挑む金栗と三島の姿を間近に見て、”スポーツ”の魅力に引き込まれる。だがオリンピックへの女子の出場には大きな壁がそびえたち・・・。金栗のもとで右往左往しつつ、日本における女性スポーツの先駆けとなっていく。お金持ちの家にいる女中さん。学力もあり、文字を読むことができない奥さまに小説を読んで聞かせる場面では、「うそ」の話をつくってあとでご機嫌を損なうという困ったこともありましたね。今後、スポーツ界への女性の進出に大きく貢献するというところも楽しみです。
三島和歌子(みしま・わかこ)白石加代子・・・弥彦の母
薩摩出身の華族・三島家の大奥様で、弥太郎と弥彦の母。三島家をモデルにした小説『不如帰』では嫁を激しく叱責する「恐母」と誤解して描かれるが、実は、情け深く、涙もろく「女西郷」と呼ばれた。芝居を観に行った時に自分が別人の様に描かれていることに憤り、帰りに短刀付きの杖を反対に付いているのが、なんとも金持ちのいやな感じを演出していたように感じました。怖い印象を持たれてしまいがちな形相ではあるけれど、これからどんなふうに出てくるのか個性的な演技が楽しみなお母さんです。
天狗倶楽部の人々
吉岡信敬(よしおか・しんけい)満島真之介・・・天狗倶楽部
「天狗倶楽部」の名物男であり、三島弥彦とは熱い友情で結ばれている。全国各地で熱心に応援活動を繰り広げ、ついたあだ名は「ヤジ将軍」。日本最初の応援団長として東京の学生で知らぬ者はいなかった。時代をうまく表現するこの風貌が、見るひとにとって、分かりやすい演出だなと感じます。このドラマから、天狗倶楽部のようなイメージが、学生たちの中でもの広がるのではないでしょうか。
中沢臨川(なかざわ・りんせん)近藤公園・・・天狗倶楽部
「天狗倶楽部」の頭脳派・工学博士。鉄道会社に勤めるツテを最大限に生かし、会社が所有する羽田の土地に、日本最初の本格的な陸上グラウンドを建設。日本最初のオリンピック予選会の実現に貢献した。実際に陸上グランドを作ってしまうことができたという事実は、歴史上とても大きなことですよね。このグランドが無ければオリンピック予選会ができなかったわけですからね。
押川春浪(おしかわ・しゅんろう)武井 壮・・・天狗倶楽部
スポーツをこよなく愛し、「天狗倶楽部」を創設。各種競技に精通する一方、人気雑誌『冒険世界』などで主筆を務め、“日本SF小説の祖”と称される一面も。当時の若者への人気は漱石に並ぶほどだった。日本の冒険小説家と言われている。スポーツとは結びつきにくいが、なんでもこなせる運動家ということで、小説にも冒険心が描かれたのでしょうか。
本庄(ほんじょう)山本美月・・・記者
当時、まだ珍しかった女性記者。華やかな美貌とは裏腹に、どこか男っぽいところがある。黎明期だったスポーツに強い関心を持ち、オリンピックに出場する金栗四三や三島弥彦たちを熱心に取材する。
第6話 あらすじ お江戸日本橋でどうなる?
オリンピックに送るに足るだけの選手を見つけて喜ぶ治五郎(役所広司)だったが、派遣費用が莫大で頭を抱える。おまけにマラソンを制した四三(中村勘九郎)は、負ければ腹切りかと恐縮し、短距離の覇者・弥彦(生田斗真)は帝大後の進路を考えたいと出場を断る。そんな二人に治五郎は「黎明(れいめい)の鐘」になれと熱弁する。そのころ、若き日の志ん生こと孝蔵(森山未來)も師匠・橘家円喬(松尾スズキ)に、車夫ならば落語に登場する東京の街並みを足で覚えながら芸を磨けとヒントをもらい、東京の“へそ”日本橋界隈をひた走る。
出典 NHK大河ドラマいだてん
まとめ
少しずつ深まっていく大河ドラマ「いだてん」。
前後する時代を飛び越える場面展開に慣れてきたでしょうか。
様々な人間模様が見えてきて、これからますます面白くなりそう!
2月10日(日)の放送をお見逃しなく!
最後までお読みいただきありがとうございました。