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子育て中の『気をつけたい』を伝えます!!

 

愛する子どもを安全に育てていくために、いろいろなことに注意を払っているママやパパに、日々の生活の中で思わぬところにある危険について伝えていきます。

保育所や幼稚園でのこれまでの経験から思うこともあわせてお伝えします。

子育ての参考になれば嬉しいです。

 

海水浴フロートあそびで絶対やったほうがいい5つのこと。

夏です。海水浴です。

楽しいはずの海水浴が、事故で悲しいものにならないために、絶対やったほうがいい5つのこと。

1.対象年齢を確認

2.ライフジャケットを正しく着用

3.取手にしっかりつかまる

4.立ったり座ったりは慎重に

5.目を離さない、手を離さない

 

 

海での遊泳中の子どもの事故は3割が帰還不能!!

海救助

7月8月は海水浴のシーズンです。

海での遊泳中の子どもの事故は、この時期に集中して発生しているとのこと。(海上保安庁調べ)

事故内容別に見ると、溺れる(溺水)が約6割。帰還不能が3割。

海水浴では、フロートに子どもを乗せて遊ぶ光景がよく見られますが、フロートに乗った子どもが陸からの風により、沖に向かって流され、海岸に戻れなくなる事故が多発しているのです。

一度流されると自力での帰還は難しく、とても危険です。

事故を防ぐためのポイントを確認して、安全に海を楽しみましょう。

 

まさかこんなことになるなんて!!

海 白鳥フロート

事故の紹介をします。

①姉と一緒に動物型のフロートに乗って波の上で浮かんで楽しんでいた姉妹。姉が母親に呼ばれて浜に戻ったところ、、妹を乗せたフロートが風に流されて戻ってくれなくなった。そして、そのフロート上で妹が立ち上がった際にバランスを崩して妹は海に転落。4歳の妹は助けられて一命は取り止めたけれど、中程度の肺水腫と診断されました。

 

②8歳の男の子。動物型のフロートに乗って波に浮かんで遊泳していたところ、徐々に沖に流されて戻って来れなくなった。この8歳の男の子は、救助の結果特に怪我等はなかったものの、ひとつ違っていれば、どうなっていたことか・・・

 

③弟を乗せたフロートを姉が掴んで波乗りを楽しんでいたところ、だんだん水深が深くなり、姉は海底に足がつかなくなったので、手を離してしまった。姉の手が離れてしまったフロートはどんどん沖に流され、帰還不能になってしまった。このケースも救助されて命に別状がなかったとのことですが、風と波の自然の力を侮ってはいけませんね。

 

④母親とふたりで動物型のフロートに乗り、父親がそのフロートをつかんだ状態で、波に乗り遊泳していたところ、強風で父親の手からフロートが離れ、帰還不能となった。母と子は、無事救助され、怪我などなかったということですが、まさかこんなことを父親も想定していなかったでしょうね。

 

こんなふうに、安全に楽しめる物を思い込んでいるフロートですが、プールであれば限りがあるので、なんとかなりそうですが、海は際限なく続くので、泳ぎのプロでない限り、救助という形をとることもできないことを考慮した上で、楽しめるように考えたいですね。

 

まとめ

 

親子海

夏だ!海だ!楽しい!!

夏休みには、お父さんもお休みをとって、子どもと一緒に遊ぼうと計画している方も多いと思います。

張り切ってフロートを準備して、子どもたちの笑顔を目の前で見ながら、大人自身もワクワクして時間を過ごすことができます。

そんな貴重な親子の時間を、安全に楽しい思い出となるようにするために、面倒だけれど、しっかりと準備をし、心構えを持って欲しいと思います。

大切なのは、油断しないこと!!

もちろん最悪の事態を想定して遊び始めるなんて、それだけで楽しくなくなる・・

そんなふうに考えるのも分かりますが、楽しいはずが・・・ということにならないために、以下のことをしっかりと頭の中に置いて、お子さんとの楽しい思い出づくりをしてくださいね!!

親子海水浴

楽しいはずの海水浴が、事故で悲しいものにならないために、絶対やったほうがいい5つのこと。

1.対象年齢を確認

2.ライフジャケットを正しく着用

3.取手にしっかりつかまる

4.立ったり座ったりは慎重に

5.目を離さない、手を離さない

 

自分の力を過剰評価しないことも家族を守る大切な勇気です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。