目次
ペアレントトレーニング2 子育てのコツを知って 積極的に子育てしよう!
子どもは可愛いものですね。
「子どもの寝顔を見ると、疲れも吹っ飛んでいく」なんてことをよく聞きますよね。
確かに可愛い子どもの寝顔を見ていると、癒されます。
大切な子どもには、どんな子育てをしたらいいのでしょう。
ここで、少しずつ、積極的子育てについて学んでいきましょう。
子育てのコツ
親は子どもが生まれて喜ぶとともに、命を守り育てるという義務が発生します。
子どものために一生懸命に子育てするのだけれど、なかなか上手くいかないこともあります。
それはそうですよね。子どもとともに親は親になっていくのですから。
また、2人目3人目になっても、子どもの個性はそれぞれですから、同じようにしているつもりでも、同じようにはいかないというのが子育ての面白いところです。
それを楽しめるようにしたいけれど、実際はしんどいなと思うこともありますよね。
でも、そんな時、子育てのコツを知っていれば、大丈夫。ずいぶんとラクになるので試してみてくださいね。
では、オススメの子育てのコツ「積極的子育て」をお伝えしたいと思います。
積極的な子育てについては、ペアレントトレーニング1に詳しく書いていますので、そちらを参考にしてくださいね。
子どもは真似て行動する
子どもは、いろいろなことを経験しながら成長していきます。
それは、子ども自身が見ること、聞くこと、体験することなど、あらゆる場面で情報として取り込んだことを、
自分なりに理解して、次に自分でやってみるようになっていくのですよね。
身近にいる人を真似ることから子どもは行動しています。
大人がしていることは、子どももしていいと思って行動に移してしまいます。
なので、子どもの前では、子どもにして欲しくないことは、大人がしないということが大切ですね。
積極的子育てのポイント
前向きな子育て方法にはいくつかのポイントがあります。
ひとつ目のポイントについてはペアレントトレーニング1に書いているので参考にしてくださいね。
今回は2つ目のポイントについてお伝えします。2つ目は一貫したしつけをするということです。
しつけは一貫して分かりやすく
しつけは次々に変化すると子どもは混乱します。
ですから、しつけはいつも同じであること(基準が変わらないこと)が大切なのです。
気分次第で、注意したりしなかったり、親の機嫌によって許したり許さなかったり、面倒だからと見過ごしたりすることは
子どもにとっては、昨日は叱られたのに今日は叱られないとなると、本当はどうしたらいいのか迷うことになってしまいます。
大人はイライラしている時に、普段叱らないことで叱ってしまうということがありがちです。
また反対に、とてもご機嫌な時には、普段は叱っていることなのに、「いいよいいよ」と見逃してしまったり、笑顔で許してしまったりすることもあります。
そんなふうに、機嫌がいい時とそうでない時に親の態度が違うと、親のご機嫌を伺いながら行動する子どもになったり、親子のいい関係を築けなくなってしまいます。
自分の気分しだいで、叱ったり叱らなかったりするのは、やめましょう。
いつも同じしつけを意識することが親にとっても子どもにとってもいいということが分かっていただけましたか?
間違ったことをしたらすぐに対応する
間違ったことをした時は、すぐに対応することが大切です。
間違ったことをしてから、時間が経ってしまうと、子どもは自分のしたことを忘れてしまいます。
大人は覚えていても、子どもは時間が経ってから叱られたり注意されても、いつどんなことをしたのかを、確実に覚えているわけではありません。
また、間違った行動を覚えていても、なぜそういう行動をとったのかを時間が経つほど、確実に説明することは難しくなります。
間違ったことをした時すぐ対応すると、素早く間違ったことに気づくことができ、その場で好ましい行動に替えてやり直しをすることもできます。
大人が見ているところで間違った行動をした時は、すぐに対応しましょう。
なぜいけないのか、どういうふうにすればいいのか、好ましい行動を具体的に子どもに伝えましょう。
してほしい好ましい行動を伝える
そして、一番大切なのは、してほしい行動を教えることです。
子どもが間違った行動をとった時に、ただ「やめなさい」というだけでは、一旦その行動がストップしたとしても、、またすぐに同じことをしてしまいます。
「ちゃんとしなさい」と言っても「ちゃんとする」ということがどういうことなのか分かっていないと好ましい行動はできません。
「ちゃんとして!」「きちんとして!」「しっかりして!」などは抽象的な言い方なので、子どもには伝わりません。
今までにたくさんの経験をしてその場所や場面に適した行動がわからないから、間違って行動をとってしまっているということを大人は理解しておく必要があります。
「ちゃんとしてって言ったでしょ?」「何度言ったらわかるの?」などと、繰り返し子どもに言っても、好ましい行動がわからないのに、大人の期待する行動をとることはできません。
ですから、子どもがその場所やその場面でどのように行動したらいいのかを、具体的に知らせてあげることが必要です。
できれば一度して見せてあげるのが、子どもにわかりやすいでしょう。
まとめ
大人が一貫したしつけをすることで、子どもは、自分の行動に責任を持つようになります。
また、他者への気遣いをするようになります。
そして自律心を身に付けることができます。
子どもも大人も楽に過ごすために、子育てのコツを知り積極的に子育てしましょう!
[…] 1つ目は子どもが育つ環境づくり、2つ目は一貫したわかりやすいしつけ、3つ目は適切な期待感を持つ、4つ目は積極的に学べる環境づくりでした。 […]